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「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

5糖尿病になやむ方に

5 糖尿病になやむ方にお勧めの本
【1】「悪霊シリーズ」小野不由美著「講談社X文庫―ティーンズハート」
 「悪霊がいっぱい!?」から始まるこのシリーズ(全巻8冊)は、我が家に3年前に住み着いた最も大きな猫が、もう一度読みたいと某ヤフーオークションで購入したものです。
 「一度読み始めると終わるまで止められない。」我が家は、便所が屋外にあるため、猫は独りでは手洗いに行けず、熟睡する私をたたき起こしたものです。ジュニア向けなのに相当怖いようで、「杉の花粉」は未だ一冊も読んでいません。
 糖尿病の気配があると頻尿の現象が現れますが、夜中に行く手洗いの回数が激減することは、我が家の猫が保障しています。
 但し、「杉の花粉」は保障していませんので、「金返せ」といわれても困りますし、加えて、より病気が悪化したとしても当方は一切関知いたしません。
 このシリーズは、現在絶版になっており、某ヤフーオークションをこまめにチェックするか、アマゾンで高額で購入するか、アマゾンより高い楽天オークションをチェックするか各自お任せいたします。
 (「杉の花粉」が読んでみてから再度、詳しく御案内いたします。)

【2】「神鳥(イビス)」篠田節子著「集英社文庫」
 イラストレーター葉子とバイオレンス作家美鈴(男)が夭折した明治の日本画家「河野珠枝」の『朱鷺飛来図』に隠された謎を求めて体験するホラー作品です。
 特に霊や怪物がでてくるわけではありません。恐怖の対象は「朱鷺」です。
 初めは、お茶らけたコメディーかと思ってしまいますが、読み進めるうちに、じわっと恐怖が忍び寄ってきます。
 結末は書けませんが、というのもそこだけ引用しても怖くないからです。ジックリ読み進めると最後にはぞっとして、しばらく窓が見たくなくなります。
 非常に後味が悪いというか後を引く一冊です。


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